【切迫流産・切迫早産】大量出血、頚管長は1センチ未満。長期入院も経験した私が症状や入院、休職など切迫のリアルについて話します

妊娠・出産

こんにちは、3歳と1歳を子育て中のhiyoriです

今回は私が経験した切迫流産・切迫早産について、症状や入院、仕事を休んだことなどについてのお話しようと思います。

ここを見に来てくださっている方はきっと今、お腹の張りを感じたり出血してしまったり切迫と診断されたあとだったり、、、

どの状況だとしても、切迫って大丈夫なの?と、とても不安な時間を過ごしているのかではないかと思います。

1人目も2人目も大出血や子宮頚管長が1センチを切って長期入院をした私ですが、無事に出産できたよ!という体験を発信することで、少しでもどなたかの気持ちを前向きにするお手伝いができたら嬉しいです。

※決して楽観視したり絶対に安産になると断言したりするつもりはありません。記事を読んでくださっている方の不安な気持ちが少しでも解消できればとの意図で発信しています。

ストレスが一番いけないですからね!!とにかく安静にして、考えすぎずにのんびり休憩しましょうね!!!

私は切迫と診断を受けた際、たくさんの方の体験談を読んで安心に繋げた記憶があるので、私の経験もどなたかのお役に立てるよう事細かに、そして心境なども多く書いていきたいと思います。

長くなるので、気になった見出しだけ読んでいただいても大丈夫です。どんどん読み飛ばしてくださいね!

※再度になりますが、この記事の内容はあくまで私の経験ですので、こんなパターンもあるんだなくらいの軽い気持ちでお読みいただけると幸いです。

出産した年と仕事について

出産した年としごとについて

私は2019年・2021年に20代で出産を経験しました。2度とも妊娠初期から切迫流産と診断を受け、そのまま正期産に入るまで切迫早産として過ごしました。

保育士としてフルタイムで働いており、どちらの年も4歳児の担任だったので体を動かす機会が多かったです。

診断された週数と大まかな流れ

週数と大まかな流れ

第一子の場合

8週6日から腹痛を感じ始めました。(原因はおそらく仕事で子どもたちと動き回ったこと)

その日からずっと腹痛が続き、9週5日に受診したところ切迫流産と診断を受け、そのまま自宅安静へ。

仕事は長期間のお休みをいただきました。

階段の上り下りは禁止とは言われていたものの、毎日張り止めを服用し、他は普段通り(走ったりはもちろんダメ)生活をしてお腹が張ったらすぐに休むこと、と指示を受けていました。

そんな生活を続けていたのですが、、、

ちょうど寒くなってきた11月、一日中張る日が増えてきて(寒いとお腹が張りやすかったです)、30週1日の日に健診で子宮頸管長を測ってもらったところ、なんと1センチを切っていました。(この時期は3〜4センチは長さが欲しいと言われた記憶があります)

頚管長が短く張りも頻繁であることから、いつ陣痛につながって赤ちゃんが出てきてもおかしくないということでそのまま入院をすることに。

24時間点滴で張り止めを入れ続ける生活を正期産に入るまで続けました。

入院期間は約2ヶ月です。

第二子の場合

8週5日にピンクのおりものを確認し、第一子の時にお腹が張りやすい体質だと言われていたこともあったので、すぐに受診をして張り止めを服用しながら仕事に行っていました。

仕事でも配慮をしていただいて、あまりに動いたり重いものを持ったりするのは控えていたのですが、、、

10週0日の朝、布団から起きると大量出血、周りは血の海になっていました。(生理2日目のような出血でした)

その時は、もうダメかもしれない…と思い涙が出ました。

そのまま受診して入院、とにかく安静にして出血が止まるのを待つしかないと言われ、寝たきり生活に。

トイレに行った際、血の中にかたまりが見えたら教えてねと言われていました。(赤ちゃんが流れ出てしまった可能性があるため。ショッキングな表現ですみません)

この時ばかりは泣きながら祈るしかありませんでした。

本当に運が良く出血もおさまり、3日後に退院。

そのまま安定期に入る16週までは家で安静に過ごし、腹痛も少なく出血もなかったので16週で仕事復帰することに。

ですが、19週の仕事中に立ち上がれないほどの腹痛(卒園式の準備をしていました)があり再び受診をしました。

その時の頚管長は4,2センチでしたが初期にしては短いとのことで、第一子の時のことも踏まえてそのまま自宅安静、お仕事は再び長期休暇をいただくことになりました。

第二子の時も最終的に頚管長は1センチを切って6ミリまで短くなりましたが、主治医が上の子に配慮してくださり、絶対安静で過ごすことを条件に自宅で過ごさせてくれました。

それでも週に一度は受診をして様子を見てもらい、後期に入ってからは週に1〜2回は受診でした。5ミリになったら即入院の約束もありましたが、なんとか持ち堪えることができました。

切迫と診断される前の症状

診断される前の症状

とにかくお腹が痛かったです。

お腹の張りを感じるようになるのは妊娠後期が一般的で、私のように初期から張りを感じる人は珍しいと主治医には言われました。

私の場合は2人とも、ぎゅーっとお腹が張るような痛みが初期からありました。

こればっかりは体質だと言われたので、腹痛を頻繁に感じる方は気にかけてみてください。

張るってどのような感覚なの?と思われる方もいるかもしれませんが、本当にお腹が突っ張るような、ピキッと重くなるような、、、

体感すると『張ってるな』とすぐにわかる感覚です。

中にはお腹を壊した時のような腹痛に感じる方もいるようなので、頻繁にお腹が痛む・お腹に違和感があるという方は迷わず受診して相談してみてくださいね。

入院に必要だったもの

入院に必要だったもの

これは各病院によるとは思いますが、必ずあったほうが良いのはスマホとWi-Fiですね。これはもう必須です。

あとは自分のメンタル回復のために、好きなお菓子や飲み物、DVDやゲーム、パズルや漫画、お絵かき帳などの時間潰しセットもおすすめです。

とにかく楽しく時間を過ごせる方法を考えて荷物を用意してみましょう。(私は入院期間、漫画アプリにどハマりして課金をしまくっていました、、笑)

入院で辛かったこと

入院で辛かったこと

第一子のときは妊娠後期に約2ヶ月、第二子のときは妊娠初期に出血で3日間入院しました。

まず入院で1番辛いのは張り止めの点滴を24時間さし続けることです。めちゃくちゃ動きづらくて不便でした。

一度縮んだ頚管長は、一見くっついて長くなったように見えても、また張りが来るとすぐにその位置まで開いてしまうので、とにかく張らないようにベッドの上から動かない生活を送りました。

そして2番目に辛いことはなんといってもお風呂に入れないことです。

トイレは自力で行ってOKでしたが、階の違う診察室までは車椅子移動、シャワーは負担がかかるので3〜4日に1度、、、

点滴の副作用で手が震えるのと、とにかく暑くなって冬でも半袖・冷房、それでも汗だくだったので、お風呂に最長4日も入れない時は自分が臭すぎてそれだけでメンタルが弱りました。。

入院前に、ドライヤーなどの手入れが楽になるよう髪をバッサリ切ったのと、根本のプリンが気にならないようにカラーも暗くしたのですが、これが大正解でした!!

長期入院を元気に乗り切る方法

長期入院を元気に乗り切る方法

これは個人によって違うと思いますが、私の場合は個室に移動したことが大きかったです。

面会ができなくても個室なら電話OKだったので、仕事以外の時間は夫に電話を繋いでもらっていました。

そのほか、お腹の子に何かあったら…と毎日心配でたまらない妊娠生活でしたが、入院したことによって毎朝看護師さんが心拍を確認して聞かせてくれるので、それも安心につながって心の支えになりました。

あとは上でも述べましたが、Wi-Fiを用意すること(超重要)です。

Wi-FiさえあればYouTubeなどの動画は見放題だしSNSもし放題、スマホがあれば時間潰しには事欠きませんでした。

スマホに飽きてしまう方は読書でもいいですし映画鑑賞でもいいですし、色塗りやお絵描きもいいですね。

病室から一歩も出られず、トイレ以外はベッドの上からも動けない、腕には24時間針が刺さっている生活はとにかく辛かったですが、

私は逆に『仕事をしていたらこんなにのんびりできないぞ!』と考えて、ここぞとばかりにダラダラ過ごしました。笑

メンタルの保ち方は自分の考え方次第だと思います。

辛いところばかりに目を向けてしまうと気持ちもどんどん落ち込んで、ストレスを感じてさらにお腹が張るかもしれません。

お腹の子どもが休ませてくれてる♪と信じて、ダラダラしまくりましょう!

毎日息をしてご飯を食べ、お腹の子を生かしているだけであなたは立派です!!(ダラダラするのが1番良い治療法ですし♪)

それでも落ち込んでしまうときは

それでも落ち込んでしまうときは

そんな日もありますよね。

偉そうに、自分の考え方次第だ!なんて言っている私も何度も1人で泣きました。

病室は孤独だし出産まで先も長いし、明日も無事妊娠を継続できる保証なんてない。メンタルがどーーんと落ち込んでしまう日も当然あると思います。

でも大丈夫。みんな一緒です。

弱気になるのはあなただけじゃありません。

落ち込むのなんて当たり前だと思って、重く考えすぎないようにしてくださいね。

私なんて、毎日これでもか!とばかりにダラダラしていたというのに、夜になるとお腹が張って陣痛に繋がりかけ、何度も何度も点滴の流量や強さが上がっていきました。

大丈夫。それでも無事に産めました。

まだ起きてもいない悲しいことを想像する必要はありません。

とにかく安静に。それしか私たちにできることはないですから、もうここは泣きたければ泣いて漫画を読みたければ読み、寝たければ寝ましょう。

その生活こそがお腹の子どもを守ることにつながります。

仕事を休むことについて

仕事を休むことについて

これ、悩みますよね。

妊娠を経験したことがない人はもちろん、出産経験者でも切迫を経験していない人には理解が得られにくいのが切迫流産・切迫早産だと思います。

私も何度もお休みをもらう際、当時の園長(保育士で出産経験者なんですよ)に、

「家にいてなにするの?暇してるだけでしょ」

なんて言われたこともあります。

「私は妊娠中も子どもたちと縄跳びをしてた」

なんてことも言われましたね。暗に、甘えるなと、ズル休みだと言いたかったんでしょうね。

でもこんな意地悪な人に負けてはいけません。

だって、お腹の子どもを守れるのは母親だけなんですから。

こんな意地悪な言葉に負けて、迷惑をかけるから…と復職をし、万が一のことが起きてしまったら?

誰が責任をとってくれるんでしょう。

自分は後悔しないでしょうか?

最前を尽くさなければ、何かあったときに一生後悔をかかえていくことになる、そう思って私は長期休暇を選択しました。

この記事を読んでくれている方の中に、お腹は張るけど仕事は休めない…と悩んでる人がいるかもしれません。

もちろん生きていく上で仕事は大切です。それが好きな仕事なら尚更ですよね。

休むことはものすごく難しくて選択しにくいことかもしれません。

みんなも仕事は休みましょう!なんてことは絶対に言いません。

でも、最近お腹が張ることを心配に思っている方はぜひ早めに受診してみてください。

自分の体とお腹の赤ちゃんと相談をして、最善の選択ができるよう心から応援しています。

本当に切迫の兆候があったらお医者さんは診断書を出してくれます。お仕事の内容を伝えて、このまま仕事を続けても問題はないか聞いてみると良いかもしれませんね。

そんな私の出産週数は

そんな私の出産週数は?

なんと、第一子・第二子ともに38週です!

予定日よりは早まりましたが、しっかりお腹にいてくれました。

第一子に至っては、子宮口すぐ近くにずっと頭があったにも関わらず、高位破水をしてもなかなか出てきてくれなくて、結局陣痛促進剤を使用しました。(エーーー?!)

ここまで下がっていればすぐ出てくるよって言われていたのに?!と思いましたが、今では笑い話です。笑

現在切迫と診断されて不安に押しつぶされそうな方、こんなパターンもあるのか〜と気持ちを楽にしてくださいね。

まとめ

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は私の切迫流産・切迫早産の体験についてお話しさせていただきました。

少しでも不安な方の気持ちを楽にできていたり、どなたかの希望になれていたら幸いです。

世の中の妊婦さんがみーんな安産でありますように!!!

全力で祈願させていただきます!!!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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