【保育実習】責任実習で使える!年齢別・室内遊びのおすすめを現役保育士が紹介します!

保育

こんにちは、現役保育士のhiyoriです。

今回は保育園で役に立つ室内遊びについて、遊び方や用意するものなど、各年齢ごとに厳選して紹介していきます。

遊びの種類各遊びでどのような発達が学べるか、さらに遊びを発展させる方法まで深掘りしますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

保育士の方や、実習で責任実習をする機会がある方などの参考になれば幸いです。

室内遊びのメリット

積み木の手元

まずは、室内遊びのメリットについてお伝えします。

  • 当日の天気に左右されない。暑くても寒くても雨でも強風でも大丈夫!
  • 晴れの日と雨の日それぞれの指導案を用意しなくていい(これ、実習生さんにはとても嬉しいポイントですよね!!)
  • 園庭に比べて、子どもたちの様子がよく見えるので保育がしやすい
  • 声が届きやすいのでルール説明がしやすく、子どもたちの注目も集めやすい

園庭遊びは体をたくさん動かせるので魅力的ですが、室内遊びも指先の運動を促したり、たくさん触れ合えたりと魅力がたくさんあります!

室内遊びの種類

寝転んで遊ぶ子どもたち

ここでは遊びの種類各遊びでどのような発達が学べるか遊びを発展させる方法などを深掘りしていきます。

  1. ふれあい遊び
    • わらべ歌や手遊びなど。大きなタオルケットなどを取り入れてみると風が起きてさらに楽しい
  2. 寒天遊び
    • 準備をしっかりすればカラフルな色と面白い触感が味わえる
  3. 体操やリズム遊び
    • 室内で体を動かすならこれ!土踏まずの形成や体幹などを身につけるのに最適。各年齢のバランス感覚なども見て学べる
  4. 制作遊び
    • ハサミやノリなどを使用するので危険も伴うが、年齢による指先の発達などを見ることができる
  5. 折り紙
    • 集団に向けて折り方の指導をするのは難しいが、ケガの危険も少なく子どもたちの理解度の差や指先の発達具合が学べる
  6. クイズ(なぞなぞ)
    • 以上児で取り入れると盛り上がる。クイズのみではなく、何かのゲームに絡めたり、メダルなどを用意するなどアイデア次第で遊びが膨らむ
  7. ルールのある遊び
    • 椅子取りゲームやフルーツバスケット、ハンカチ落としなど。年齢によってルールの理解度に差があるため、そこを比較してみても面白い

など、種類がたくさんあります。

以下では、各年齢ごとおすすめの遊びを厳選してご紹介します!

ちぎちぎ新聞、大風だぁ!(0.1.2歳児向け)

たいこ

用意するもの

  • 新聞紙
  • 段ボール(仰げるものならなんでも可)

子どもと一緒に準備すること

新聞紙をとにかく千切ります。

指先の運動にもなり、外に出られない日はストレス発散にもなるので、これだけで未満児はすごく喜びます。

とにかく保育室を新聞紙まみれにしましょう!

遊び方

子どもたちを円にして座らせ、保育者が真ん中に入ります。(人数が少ない場合は一列でも可)

こまかくなった新聞紙たちを子どもたちの前に土手のように集め、保育者が段ボールで一気に仰いで風を送り、新聞紙を吹き飛ばします。これを何度も繰り返します。

one point!

新聞紙は土手にするだけではなく、子どもたちの好きなように持たせても楽しいと思います。頭の上や膝の上、顔の前などでも良いです。

最後は大きなビニール袋などを用意しておき、新聞紙を子ども達と一緒に集め、袋をパンパンにしてオバケなどに見立ててもGOOD!

かご入れゲーム(2.3.4.5歳児向け)

ボールに埋もれる子ども

この遊びはアレンジによって幅広い年齢で楽しめます

用意するもの

  • 新聞紙
  • 粘着テープ
  • 養生テープやビニールテープ
  • 段ボールかご(作っておく)

子どもと一緒に準備すること

新聞紙をゆるく丸めて粘着テープで簡単にとめ、ボールを作ります。

遊び方

段ボールかごの数(2〜3個)のチームに分かれ、床に養生テープやビニールテープで目印をつけて、その線からはみ出さないようにボールを投げ入れます。(床に目印をつける際に、ガムテープで貼ると取れなくなるので要注意です)

one point!

上記の遊び方だと4〜5歳児には少し簡単なので、距離を遠くしたり保育者が段ボールかごを持って避けてみたりとアレンジするとさらに盛り上がります!

段ボールかごを寝かせて置き、サッカーのようにしてもGOOD!

自分たちで道を作ろう!探検ゲーム(4.5歳児向け)

山の中の子どもたち

用意するもの

  • 新聞紙
  • 養生テープ
  • セロハンテープ

子どもと一緒に準備すること

  1. 一面分の新聞紙を縦半分に折り、さらにそれぞれを半分に折って細長いパーツ(道)をたくさん作る
  2. パーツの内側に次のパーツを入れ込んでいきセロハンテープでとめる。子どもたちと自由に色々な形の道を作ってゆく
  3. 道の途中、双六のマスのように新聞紙で広いエリアをいくつか作り、養生テープでコースをつなげていく

遊び方

スタート地点から出発します。

道を川に見立ててワニがいる設定などにしても面白いですね。

広いエリアに到着したら、『先生とじゃんけんをする』『指定されたおもちゃを持ってくる』などの課題を設けても楽しいです。

one point!

以下のような遊び方もオススメです。

  1. 上記の要領で新聞紙で一本道を作り、広いエリアは左右の2箇所だけにする
  2. 2チームに分かれて両側から1人ずつスタートし、相手と出会ったところでじゃんけん、負けた方は自分の陣地に戻り勝った方はさらに先に進む
  3. 相手チームの陣地に先に到着したチームが勝ち!

このように、色々なルールを設けて遊んでみてください♩

まとめ

先生と子どもたち

いかがでしたでしょうか。

今回は、各年齢ごとのおすすめ室内遊びを厳選して紹介してみました。

楽しい遊びが他にもたくさんありますので、今後もどんどん記事にしていこうと思っています。

機会があればぜひ参考にしてみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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